高校英文法:使役動詞have とget のちがいhave もget も、文法用語で言うところの 「使役動詞」というものの部類に入ります。 この2つにはまず、形式上のちがいがあります。 それは、文の作り方のパターンがちがう、という ことなんですが、具体的には、 have の基本パターンは 「have (人・物) (動詞の原形)」で、 get の基本パターンは 「get (人・物) to (動詞の原形) です。 つまり、get の方には、to が付くんです。 たとえば、「私は息子にかばんを運ばせた」を、 have で書けば I had my son carry my bag. get で書けば、 I got my son to carry my bag. となります。 そして次は意味のちがいですが、 have のほうは、 「相手がそれをやるのが仕事みたいなものだったり、 相手が目下だったりするから、ある程度当然の こととしてやらせる」 というかんじがします。 get のほうは、 「いろいろ手を尽くして、相手をなんとかやる気に させて、やらせる」 というかんじがします。 なので、 さきほどの「私は息子にかばんを運ばせた」という 例文では、 I had my son carry my bag. の方は、 「おれ父親だし、おまえ息子だろ?かばん運べやゴルァ!」 みたいな、父親の威厳があるっぽいかんじがします。 I got my son to carry my bag. の方だと、 「頼むよ〜、かばん運んでよ、おれ腰痛くてさ〜。 あとで小遣いやるからさ〜。」 といろいろ説得しているような父親像を 思い浮かべることができます。 潮田耕一
Copyright (C) Koichi Ushioda, All Rights Reserved.
|
おすすめメルマガおすすめ英語教材 究極のフレーズ英単語集出現!
センター試験、英検2級レベルまでの単語学習はこれでOK! おすすめ英語サイト今日の英単語〜受験英語・英文法・英作文〜 英検1級の対策をしよう ほっとけない世界のまずしさ(貧困を引き起こす問題に取り組む世界的なキャンペーンの日本版です) |