高校英文法:to不定詞って何が不定なの?中学で習う「to不定詞」。 不定詞ということば、いったいどういう意味なのでしょう? 少なくとも私が中学・高校のときは、 教わった覚えはありません。 受験英語に苦しんだ経験がおありの方は、 to不定詞というとよくわからんものの代表例で、 いやな思い出もあるかもしれませんね(笑)。 さて、改めて、何が「不定」なのでしょうか? すでにto不定詞の特徴を知っている人が考えれば、 それなりにかんたんに思いつけるかもしれませんね。 まず、to不定詞というのは「to+動詞の原形」の ことですよね。 その動詞に関してですけど、かならずいつでも 「原形」で書いちゃうじゃないですか。 ということは、 その動作をするのが「過去・現在・未来」のいつなのかが、 そこを見ているだけでは定まらない、つまり不定である。 というわけなのです。 I want to study English. I wanted to study English. このどちらの文でも、「to study」という同じto不定詞が 使われています。 そこだけ見ていても、 「勉強するったっていつのことよ?不定じゃん。」 と疑問になりますよね? いつのことだかわかるためには、 上の文であれば、want、 したの文であれば、wanted の部分に注目しないといけないわけです。 そうすることで、 上の文では、勉強は今したいんだな、とわかるし、 下の文では、むかし勉強したかったんだな、 とわかるわけです。 潮田耕一
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