高校英作文の急所:副詞
- 副詞は、動詞・形容詞・副詞・文全体などを修飾する品詞です。副詞ごとに、どのような品詞を修飾できるかは決まっています。どの副詞でも、これら4つの品詞をすべて修飾するというわけではありません。
- hardとhardlyはどちらも副詞ですが、意味は、hard=「熱心に」、hardly=「ほとんど〜ない」というように、まったく違います。混同しないように注意!
- thereは副詞です!前置詞のtoなどは原則的に付きません!(前置詞は、後ろに「名詞」を必要とします。)なので、go to there(あそこに行く)とはいえません。 go thereと言います。
- homeは、「家」という名詞であるほかに、「家へ、家で」という副詞としても使えます。ですので、come home=「家へ戻る」、stay home=「家にいる」というような言い方ができます。
- thoughは、「〜にもかかわらず」という接続詞として知られていますが、副詞としても実は使われます。It's a fine day today. It's a bit cold, though. (今日はいい日だね。ちょっと寒いけどね。)のように、「とはいっても〜だけど」 という意味を文に加えることができます。文末や、文の途中におかれることが多いです。
- simplyは、基本的に「単純に」という意味の副詞ですが、否定語の「前」におかれるとき、「まったく〜ない」という強めの意味になります。I simply can't believe him!( 私はまったく彼が信じられない)というようにです。
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