Back to 英文法攻略トップページ

Back to 高校英文法のページ

 

実戦英文法演習 2005年 (標準レベル)

 

解答・解説

1.        

解答:

@

和訳:

その上司は、いつも私を寛大な態度で扱う。

解説:

with an open handというのは、「気前よく、寛大な態度で」という意味の熟語ですが、これを暗記している受験生はあまりいないでしょう。でも少なくとも、open という言葉のイメージから、何か歓迎するような、開放感のあるイメージがわかないでしょうか?そういうイメージに近い単語はgenerouslyしかないから、これかな、と思って選ぶのが、多くの受験生にできる限界でしょう。

 

2.        

解答:

C

和訳:

メアリーが天気のせいで遅れているのは間違いない。

解説:

no doubtは、「疑いもなく、確かに」という意味の熟語で、文法的に普通に考えると名詞に見えますが、この熟語としては副詞句として使われます。副詞surelyと同じ意味です。

 

3.        

解答:

@

和訳:

私は、彼女の外見におけるその変化に気がついた。

解説:

take note of 〜は、「〜に気づく、注目する」という熟語です。このnoteは不可算名詞ですので、冠詞の「a」をつけないようにしましょう。関連して、take notice of 〜も「〜に気づく」という同様の意味になる熟語です。そもそも、noteという単語は、動詞の場合には「〜に気づく」という意味があります。noticeも当然「〜に気づく」という意味ですしね。ちなみに、take a noteは、「メモを取る」というまったく違う意味になります。a noteだと、それはメモ書きのことになります。なので、take a note[またはnotes] of his lectureという表現があったら、それは単に「彼の講義のメモを取った」という意味になりますから、気をつけましょうね。

 

4.        

解答:

C

和訳:

彼女は病院で病人やけが人の世話をする。

解説:

look after 〜は、「〜の世話をする」という意味のたいへん基本的な熟語ですから、誰でも知っているはずです。しかし、nurseが「〜を看病する」という動詞として使われることを知っている受験生は少ないでしょう。それでも、消去法で正解にいたることができるはずです。つまり、選択肢のうちobserve, awake, moveは簡単な単語ですから、「〜の世話をする」という意味にはまったくならないことがわかるはずです。確かにnurseが動詞にもなれるなんてことを知らないかもしれませんが、名詞としては「看護士」という意味だし、ひょっとしたら「〜を看護する」という意味の動詞にもなれるのかも、と推測できれば成功です。

 

5.        

解答:

A

和訳:

その老人は、この冬を生き抜くことはできないだろう。

解説:

live throughの部分に下線が引かれていますが、別にそれが熟語であるというわけではありません(熟語だと呼びたければ呼ぶ自由はありますけど、熟語にしてはあまりに文字通りの意味ですよね)。これは単に、throughが「〜を通過して、〜を切り抜けて」という意味の前置詞であり、それにlive「生きる」がくっついただけのことです。だから、生き残るという意味のsurviveが答えとしては適切です。ちなみにsurviveは他動詞の場合と自動詞の場合がありますよ。survive this winterという表現は、surviveを他動詞だと考えると、this winterは目的語になりまして、それは「冬の寒さが老人にとっては命取りになるが、それを乗り越えて生きる」というニュアンスになります。surviveを自動詞だと考える手もあります。その場合には、this winterは、時を表す副詞句だということになりまして、冬の寒さのせいで死んでしまいそうだというわけではなく、「病気とか高齢だとか、書いてないからわからないけど何かしらの理由で、この冬の間には死んでしまいそうだ」というニュアンスになります。以上マメ知識でした。

 

 

6.        

解答:

@

和訳:

彼女は毎日その子どもたちを毎日学校に迎えに行く。

解説:

collect A from Bというのは、BからAを回収する、という意味ですが、Aのところに「人」を表す語が入る場合には、BAを迎えに行く、という訳をするのがよいでしょう。とはいえ、これを熟語として覚えている必要はないでしょう。collectの意味さえ知っていれば文意の推測はしやすいでしょうから。

 

7.        

解答:

B

和訳:

彼はとてもおかしな外見をしていたので、私は笑わずにはいられなかった。(彼は、私が笑わずにはいられないくらいに、おかしく見えた)

解説:

can’t[cannot] help ~ingは、(感情がどうしてもおさえられなくて)〜しないではいられない、という意味のたいへん基本的な熟語ですから、当然正解できなくてはいけません。空欄の後ろがhelp ~ingの形になっていることから、この熟語が使われている可能性が高いと判断するべきです。ここでは、helpは「〜することを避ける」という意味になります。helpを辞書で引けばちゃんと載っていますから、知らない人は確認しましょう。問題文は過去形なので、それにあわせてcan’t help ~ingcan’tも過去形のcouldn’tに変化します。

 

8.        

解答:

A

和訳:

私はこのカップの取っ手を壊してしまい、取っ手が取れてしまった。

解説:

break A off Bで、「Bから、Aを壊して取ってしまう」という意味なのですが、この形を丸暗記している人は少ないでしょう。

これはもっと広くまとめると、「break+目的語+形容詞や前置詞句」というパターンでして、意味は「目的語を壊して、形容詞or前置詞句の状態にする」です。break the door open、という表現はふつうに受験でも出てきますが、これも「ドアを壊して、開いた状態にする(ドアを壊して開ける)」という意味です。openはわかると思いますけど形容詞ですよ。

まあそんなことまで知ってて解くというのは、たぶん受験生には難しいと思います。なので、offという前置詞が、くっついている状態から離れるという意味を持っている、というのはだれでも知ってる有名な知識ですから、それを生かしましょう。取っ手を壊して、その取っ手がカップから離れてしまったのかな、と推測できた人は正解できるでしょう。

ちなみに、もしintoを選んだとすると、それはそれで決まった表現であるbreak A into Bというパターン(Aを壊して、Bにする)になりますが、壊れた結果ABに変わることになってしまうので、この問題では無理ですね。だって、handleが壊れた結果、this cupに変わった、なんてことはありえないでしょう。break the chocolate into three pieces(チョコレートを割って3つにした)のような場合はOKですけどね。

 

9.        

解答:

@

和訳:

彼女は、そのオレンジからジュースをしぼった。

解説:

squeezeは「しぼる」という意味です。out of 〜は、〜から外へ、という意味で、オレンジの果実の中からジュースが外へ出てくる、というニュアンスで使われています。文法的には、pushedを入れてもOKなのですが、意味を考えたときに、ジュースという液体を押す、というのはちょっと理解不能ですから、選ばないでください。Cのdigestedは、動詞digest(〜を消化する)の過去形です。知らなかったなら、今後のために意味は覚えておきましょう。

 

10.   

解答:

C

和訳:

彼らは、プラットフォームで、彼らの電車が到着するのを待った。

解説:

wait for A to doで、「Aが〜するのを待つ」という意味の、とてもよくある表現です。wait for 〜 (〜を待つ)は基礎中の基礎表現ですが、その後ろにさらに「to+動詞の原形」が続いているときは、wait for A to doというパターンになっている可能性を考えましょう。

この問題では、forという前置詞の後だから、目的格にしなくてはならない、と思ってあせってthemを選んでしまうと、間違えになってしまいます。だって、空欄の後ろにはtrainという名詞がすでに入っていますからね。them trainと並べたんじゃ意味不明です。なので考え直して、彼らの電車、という意味にすべく、theirを入れたらいいのでは?、と思えたら正解です。

 

専修大

11.   

解答:

B

和訳:

メアリーの有益な助言により、私たちは多くの時間と面倒を省くことができた。

解説:

save++時間・労力など」というのがひとつの決まったパターンで、「人から時間・労力などを省く」という意味です。それを知っていればできる、というだけの問題です。saveは当然「救う」という意味もありますが、それ以外にも、この「省く」という意味を覚えないとよくありません。

文法的には、tookを入れることも可能です。「take++時間・労力など」で、「人に、時間・労力などをかけさせる」という意味ですよね。基本的な表現です。しかし、意味を考えると、メアリーの役に立つアドバイスが、私たちに多くの時間と面倒をかけさせた、ということになってしまいます。役に立つアドバイスなのに、逆に面倒が増えてしまってますよね。それではへんですから、tookを入れるべきではありません。

Aerasedは、erase「〜を消す」の過去形です。意味は覚えておきましょう。

 

12.   

解答:

@

和訳:

スーザンは彼女の新しい生活に適応している。

解説:

adapt A to Bで、「ABに適応させる」という意味です。この問題を解くときには、前置詞toとセットになれる動詞を選ぶことになります。Aのaccordedは、与えるという意味の他動詞accordの過去形ですが、こんな動詞を知っている人は東大受験生であろうともほとんどいないでしょう。覚える必要のない動詞です。「なんだ?こんな単語知らん」と思って無視すればいいです。Bのappointは、appoint+人+as+役職で、「人を役職に任命する」という意味で使うことを知っておくべきです。基本的な表現です。前置詞toとセットにはなりません。Cのaccountは、account for 〜で「〜を説明する」などの意味になります。これも基本的な表現です。accountは自動詞であって、目的語は取れませんし、前置詞toとセットにもなりません。

 

13.   

解答:

B

和訳:

私は熱心に働いていて、よい給料を払われるに値すると思う。

解説:

deserve to doで、「〜するに値する」という表現になります。空欄の後ろがto beというto不定詞になっているのに着目して、「to不定詞を目的語に取ることができる動詞を選ぼう」と考える必要があります。この選択肢4つの中では、to不定詞を目的語に取れる動詞はdeserveのみです。

@preserveは、「〜を保つ、保存する」という意味の他動詞です。覚えるべき標準的動詞です。Areserveは「〜を予約する」という意味の他動詞です。Cconservepreserveの同義語で、やはり「〜を保つ、保存する」という意味です。

be well paidの部分は、be paid wellの語順の方がふつうに考えると正しいような気がする人もいると思います。べつにbe paid wellでも正しい英語にはなっています。ただ、well paidで、「給料がよい」という意味の一つに形容詞みたいに使われるのが習慣となっています。

 

14.   

解答:

B

和訳:

彼女は、違法駐車をしたことで200ドルの罰金を課された。

解説:

fineは、動詞として用いる場合には、「fine++罰金額」で、「人に罰金額を課す」という意味になります。fineはもちろん形容詞の時には、天気が晴れているとか、すばらしいとか、といった意味ですけれども、文法問題では動詞の意味がよく問われます。問題文中のforは、ほめたり罰したりといった意味の動詞とセットで使われて、ほめるまたは罰する原因を示す働きをします。このforはたいへんよく見かける用法です。

@paidも文法的には入れることができます。payも、「pay++お金」というパターンを持ちますからね。でも、illegal parking(違法駐車)をしたせいでお金を払ってもらえる、という意味になってしまいますから、それではへんですよね。

Apunishは、「punish++for+名詞or動名詞」というパターンを取って、「〜のせいで人を罰する」という意味になります。しかし、問題文中にある200ドルのような、お金を表す単語が入ってくる余地はありません。Capologizeは、やや難しいかもしれませんが「apologize+to++for+名詞or動名詞」で、「〜したことを人に対して謝罪する」という意味です。

 

15.   

解答:

@

和訳:

私たちが行くのかここに残るかどうかは、あなた次第である。

解説:

It is up to whether… というのがひとつのパターンです。「かどうかは、人次第である」という意味です。このItは仮主語ですよ。whether… の部分が真主語です。

@以外の選択肢を入れると完全に意味不明でよくわからない文になります。Aoff withとか、Bon from などという組み合わせの決まった表現はありませんし、Cout ofは、「〜から外へ」という意味の基本的な表現ですが、この問題でこれを空欄に入れてみても、意味がわかりません。

 

創価大

16.   

解答:

@

和訳:

彼女の両親は彼女が子どものときに死に、彼女は祖父母によって育てられた。

解説:

bring up 人」は、「人を育てる」という意味の基本的な熟語。この問題のように受身形で登場することも多い。bring upを1語の動詞で言い換えるには、raisefosterといった動詞がある。raiseは「〜を上げる」という意味だが、「〜を育てる」という意味のほうも頻出、fosterもやや難しいかもしれないがおさえるべき。

Afix up という熟語は辞書にはあるが、受験生が重視して覚えるようなものではない。Bkeep up は、むしろそれにwith を加えて、keep up with 〜で「〜に遅れないでついていく」という形をまずは覚えておくべき。余力があれば、keep up 〜で、「〜を保つ」という意味であることも覚えておいてよいが、それはつまりkeepと同様の意味であり、upがつくことでちょっと強調されただけのことでしかない。Clook up は、look up 〜で、「〜を辞書で引く」という意味の熟語になる。toがついてlook up to 〜になれば、「〜を尊敬する」という熟語になる。どちらも基本的な熟語。

 

17.   

解答:

A

和訳:

そのようなおもしろい展覧会をやってのけるとは、彼らは多くの労力を費やしたに違いない。

解説:

put in 時・お金・労力など」で、「時・お金・労力などを費やす」という意味です。putinがセットになっているので、中に入れる、つぎ込んでいく、というイメージはわきやすいと思います。

@let onはマイナーな熟語であり、受験生が覚えるようなものではないでしょう。Bstand outは、「目立つ」という意味の自動詞的な熟語です。これは知っていなくてはいけない熟語です。Cstep in は、「介入する、干渉する」という自動詞的な意味の熟語ですが、受験生が覚えるにはちょっとマイナーすぎるところです。

そして、基本の確認ですが、must+have+過去分詞というパターンは、「〜したにちがいない」という、過去に関しての推量を表すのでしたよね。基本中の基本です。

ちなみにこの問題文のto achieveの部分ですが、to不定詞の用法で言うと何に当たるのでしょうか?模範解答としては、副詞的用法の「判断の根拠」だと考えています。「〜にちがいない」という意味の推量のmustと、to不定詞とがセットになっているときには、そのto不定詞は「〜にちがいない」と判断した根拠を述べる役割を果たしている可能性が高いです。「〜するとは、…にちがいない」というパターンで訳すことになります。

He must be a fool to do such a thing.(そのようなことをするとは、彼は馬鹿に違いない)という例文がよく参考書類に載っていますよね、きっと見たことがあると思います。これと同じ用法です。

 

18.   

解答:

C

和訳:

新しい工場を作る計画は、その会社の財政問題のせいで先延ばしにされてきた。

解説:

hold up 〜で、「〜を遅らせる」という意味の熟語です。動詞1語で言えば、delayと同じ意味になります。

@break upは、「〜をこなごなに壊す」という意味にはなります。breakだけでもすでに壊すという意味ですけど、それにupがつくことで、もっと完全に壊すようなニュアンスが加わったんです。しかし、この問題では壊す対象はplans(計画)になってしまうので、不適当です。また、もっとよく受験に出るのは、自動詞的に、「(集まっている状態から)散る、解散する」という意味です。恋人たちが別れる際にも使うことができます。Acatch onは、熟語としてはそもそも自動詞的に使われるので、この問題のように受身形にして使うことはできません。意味は、「流行となる、人気を得る」です。覚えておくべき標準レベルの熟語です。Bfall for は、「〜にひっかかる」などの意味の熟語ですが、マイナーなので受験生が覚えておく必要はあまりないでしょう。

 

19.   

解答:

B

和訳:

大雨のせいで、その試合は中止になった。

解説:

call off 試合・催し物など」で、「試合・催し物などを中止にする」という意味です。動詞1語で言い換えればcancelです。すごく基本的な表現ですので、間違えてはいけません。

@ask for 〜は、「〜を求める」という意味の基礎的な熟語です。Abent onは、be bent on ingという形で使われ、「〜することに熱中している」という意味になる熟語です。やや見る機会は少なく難しめかも知れませんが、覚えておきたい範囲の熟語です。Cgive away 〜は、「〜をただであげる」という意味の熟語です。これも受験の範囲に入っている熟語なので覚える必要があります。

 

20.   

解答:

A

和訳:

彼はいつも遅刻する。昨日は、彼は6時まで現れなかった。

解説:

turn upは、自動詞的な熟語で、「現れる」という意味です。これと同じ意味の熟語もおさえる必要があって、それはshow upです。1語の動詞で言えば、appearになります。

@pass outは、「気を失う」という意味の熟語です。1語の動詞で言えばfaintです。そこそこよく見る熟語です。Await onは、wait on 人、という形で使って「人に仕える」という意味です。この熟語は受身形で出題されることもあります。たとえば、Have you been waited on?という表現は、店員がお客さんに、あなたはお仕えされていますか?、つまり、店員に無視されてないで、ちゃんと注文とか御用を聞いておりますでしょうか?、と尋ねるときに使われます。訳すんだったら、「御用をお伺いしておりますでしょうか?」となります。Cwork onは、work on 〜という形で、「〜に取り組む」という意味になる標準的な熟語です。

 

21.   

解答:

C

和訳:

その本屋では、グリーティングカードが売られている。実際、そこは町一番の(グリーティングカードの)品揃えである。

解説:

in factは、「実際、実際は」という意味の基本的な熟語ですよね。この熟語の意味は知っていても、問題文の前後関係を考えて、正しく選択肢を選ぶのは、ちょっと難しいかもしれません。in factは、おおざっぱに言って、前に出てきたことを打ち消して反対のことを言う場合と、前に出てきたことに補足説明をつける場合とに使われます。この場合は後者で、グリーティングカードを売ってるんだけど、それだけじゃなくて実はね、その品揃えもベストなんだよ、と補足説明を加えている感じです。

ちなみにgreetという単語は、「greet 人」というように人を目的語にとって、「人にあいさつをする」という意味の動詞です。覚える必要があるふつうの単語です。

@as a consequenceは「その結果として」という意味の熟語ですから(consequenceは「結果」という意味の名詞ですし)、問題文中に原因と結果の関係、つまり因果関係があるときに使います。Afor instanceは、「例えば」という意味ですから、例を示すときに使います。同意語はfor exampleですよね。とても基本的な表現です。Bin contrastは、「対照的に、逆に」という意味の熟語です。前置詞がbyになって、by contrastという言い方になるときもあります。

 

22.   

解答:

@

和訳:

その中断の後、その話し手はまるで何事も起こらなかったかのように、話し続けた。

解説:

as if+主語+仮定法」は、「主語が仮定法であるかのように」という意味の基礎的な熟語です。as ifとセットになるのは、仮定法過去または仮定法過去完了ですが、その使い分けはわかりますか?仮定法過去を使うのは、文の動詞(この問題文ではwentですよね)が表わす時と同じ時を表したい場合です。仮定法過去完了を使うのは、文の動詞が表すときよりも前の時を表したい場合です。ここでは、nothing had happenedというふうに、仮定法過去完了が使われていますよね。ということは、話し手がしゃべり続けた(went on talking)ときよりも前には何事も起こらなかったかのように、という意味になります。ほんとはinterruption(中断)があったわけですが、そういったものは何もなかったかのように、話し続けたという意味です。

Aas long as… は、「な限り」という条件を表す熟語です。こうだったら、こうするよ、という仮定や未来の話をするときに登場するのが基本です。Bin caseは、2つの意味がありますよね。「もし〜ならば」という、ほとんどifと同じ意味と、「〜だといけないから」という意味です。どちらも意味的に、この問題文には適さないとわかるでしょう。Cso thatは、「その結果〜だ」という意味と、「〜するために」という意味の2つがありますが、それは基礎中の基礎なので当然OKでしょう。

細かい注意ですが、as long as… の部分には、文が来ます。単語1語とかではなく、主語も動詞もちゃんとそろっている、文が来る必要があります。たとえば、As long as he is here, he will be safe. (彼はここにいる限り安全だろう)のようにです。 as long as+期間を表す名詞」というふうに、名詞1語が後ろに来るときもあるのですが、それは「(期間を表す名詞)ほども長く」という、また違った意味になります。このas long as の区別はときどき出題されます。

 

23.   

解答:

C

和訳:

いまや戦争が終わり、店には以前よりも多くの食料がある。

解説:

Now that… は、「いまやだから」という意味の熟語です。基本ですね。

@as far as… は、「な限り」という意味で、日本語にするとas long asと同じ訳語になってしまいますが、意味はぜんぜん違っていて、ある行動や能力の限界について述べるときに使います。たとえばThere was no one in the park as far as I could see. (私に見えた限りでは、その公園には誰もいなかった。)というように使われます。as far asの後ろにも、as long as 同様に、文がくるのが基本です。「as far as+場所を表す名詞」というふうに、後ろに名詞が来るパターンもありますが、そのときには「(場所を表す名詞)まで」という意味になります。たとえば、Go along this road as far as the police station. (警察署までこの通り沿いに進みなさい)というように使われます。

Alestは接続詞ですから後ろには文が来ます。多少古い単語ですので、だんだん受験問題でも見る頻度が減っています。でもまだいちおう意味はおさえておいた方がよいでしょう。「lest+主語+should+動詞の原形」というパターンで使われるのが基本で、「(主語)(動詞の原形)するといけないから」という意味です。

BNo soonerは、「No sooner had 主語 過去分詞… than 文」という複雑な形で出てくるやつでしたよね。形は複雑ですが、「(主語)が〜するやいなや、()だった」という意味だというのは、一度学んだことがある人なら比較的覚えやすいはずです。たとえば、No sooner had he gotten home than it stopped raining. (彼が家に着くやいなや、雨がやんだ)というように使われます。

 

24.   

解答:

A

和訳:

私は読書用のめがねをかける必要があるが、それにもかかわらず、それをつけているときの自分の外見がいやだ。

解説:

neverthelessは、「それにもかかわらず、それでも」という意味です。だから要するに、前に書いてあることと逆のことを書きたいときに使うわけですね。(   )の前後を見比べたときに、めがねをつけなくてはいけない、「だけど」めがねをかけると、その外見が気に入らない、というように、逆説の言葉を入れるのがベストだな、と判断する能力が必要になります。選択肢の4つの英単語の意味がわかっているのであれば、そこから先は英語力というよりは、国語力、言葉というものを使う基礎力を駆使して、正答を選ぶことになります。

注意したいのは、neverthelessは副詞である、ということです。なので、接続詞であるbutとは、意味が似ていても品詞が違います。品詞が違うとどういう使い方の違いが出てくるかというと、こういう場合です。

I am tired (    ) I need to study. この空欄の中に入れることができるのは、neverthelessbutのどちらでしょうか?答えは、butです。neverthelessは入れることができません。この(  )は、I am tiredという文と、I need to studyという文の2つを結ぶ役割を果たしていますよね。文と文とを結ぶ役割を果たす品詞はなんですか?と聞かれたら、当然「接続詞です」と答えますよね。ってことは、この空欄には、butは入れてもいいけど、neverthelessを入れてはいけないわけです。neverthelessは副詞ですからね。

逆に、I am tired. (    ) I need to study. というふうに、2つの文がピリオドで区切られていた場合には、どうでしょうか。この場合は、ふつうにneverthelessを入れることができます。で、butは文法的に厳密に言えば、本当は入れるべきではないです。なぜなら、ピリオドで前の文と区切られてしまっているので、「文2つを結ぶ」という役割を果たせないからです。でも実際にはこういう場合でもbutを入れてしまう人は多いし、×にはならないでしょう。

ちなみにhoweverも副詞ですから、neverthelessと同じように扱いましょうね。

@moreoverは、「その上、さらに」という意味の副詞です。同義語は、besidesin additionなどですよね。基本です。Botherwiseは、やはり副詞なのですが、「もしそうでなかったら」という意味と、「違う方法で」という意味があります。この単語もけっこうなれるのが大変で、かつ、下線部を訳せというタイプの問題でよく登場してきます。また別の問題で出てきたときに習熟しましょう。Cthereforeは「したがって」という意味の副詞です。結局この問題の選択肢は4つともすべて副詞だったことになります。

 

25.   

解答:

C(またはA)

和訳:

おおみそかにはふつう多くのパーティーが開かれる(Aの場合には、「ふつう、おおみそかにむけての多くのパーティーがもよおされる」という意味になる)

解説:

あまりよくない問題です。たぶんonが模範解答だと思われます。空欄の後ろの単語がNew Year’s Eve(おおみそか)ということで、「日」を表す名詞ですから、セットとなる前置詞はonです。

しかし、forを入れたら入れたで、おおみそか向けの(おおみそかを祝うための)パーティーがたくさん開かれる、というふうにとりあえず意味は通ります。でも、おそらくは、祝うのはおおみそかじゃなくて、元旦なわけだから、おおみそか向けのパーティーなんていう意味になったらへんでしょう?だからforは選ぶべきではないよ、と出題者は考えているのだと思います。でも、おおみそかのためのパーティーが行われるところも世界のどっかにあったっていいんじゃないの、という気もしなくもないです。

 

26.   

解答:

@

和訳:

週末に、私たちはしばしばいなかに長い距離を歩きに行った。

解説:

weekends(週末)という単語とセットになる前置詞は、onまたはatです。これは単純に暗記しているしかない問題ですね。でも、onの方はまだしも、atの方はあまり有名ではないと思います。多くの受験生が、どれを選んでよいか分からず迷うと思います。

go for long walksという部分に関しては、覚えるべき基本形はgo for a walk(散歩に行く)なんですね。walkはここでは名詞です。それがちょっとたまたま、walksと複数形になって、longという形容詞までついてしまった、という形です。

 

27.   

解答:

B

和訳:

その会議は段取りがうまく整っていた。すべてが時間通りに始まり、そして終わった。

解説:

on timeで、「時間通りに」という意味の基礎的な熟語ですよね。この問題を解くためには、on timeを知っているだけではだめかもしれません。on timeだけでなく、well-organiziedの意味も知っているor推測ができる必要があります。organizeは、「〜を組織する」という意味の他動詞で、「雑然としているものを整理してまとめる」というニュアンスを持っています。conferenceは「会議」という意味の名詞で、それはもう覚えておく以外仕方ないかも知れません。会議では、どの議題を何分審議するのか、どのように議決を取るのか、などなどいろいろ雑多な事項をちゃんと前もって決めておかなくてはいけませんが、well-organizedというのは、その会議の段取りがちゃんとできていた、というニュアンスです。

そうやってちゃんと前もって段取りができていたから、すべてが時間通りに進んだ、ってことは解答はon timeだな、と考えるのがよいわけです。

Ainを入れて、in timeという熟語にしてしまうのも、ある意味OKなのかもしれませんが、in timeだと「定刻に間に合って」という意味ですから、計画された時間よりも前に始まり、そして前に終わったという意味になりませんかね。本当にその会議がwell-organizedだったなら、時間は計画通りぴったりに始まり、そして終わるべきではないでしょうか。

@atを入れるとat timeとなりますが、そのような表現はありません。at timesというふうに複数形にするのであれば、ときどき、というsometimesと同じ意味を持つ熟語になります。Coverを入れるとover time(時がたって、そのうちに)という熟語になります。at timesover timeも覚えておきましょう。

 

28.   

解答:

A

和訳:

私は歩く気がしなかったので、タクシーで家に帰ってきた。

解説:

これはたいへんよくある問題ですね。「タクシーで」という交通手段を表すためには、英語では前置詞のbyまたはinを使いますが、それぞれ、by taxi, in a taxiと言います。byを使った場合には、交通手段の名前(タクシーとかバスとか)には冠詞をつけません。しかし、inを使った場合には、冠詞をつける必要があります。

タクシーの場合には、車の中に乗り込む、という感じがするため、前置詞inを使うのがふつうですが、これがバスの場合だと、inよりはonを使うのがふつうになります。電車の場合もonの方がふつうだと思います(inが×なわけではないですが)。

 

29.   

解答:

C

和訳:

サンフランシスコはアメリカ西海岸にある。

解説:

coast(海岸)とセットとなる前置詞はonです。間違えるとしたら、@alongを使ってしまった場合だと思います。alongはもちろん「〜に沿って」という意味ですが、そこに沿って動く場合とか、そこに沿ってずらっとものが並んでいる場合に使うべきです。この問題のように、サンフランシスコという1つのものの話をしている場合には、alongを使うべきではありません。There are a lot of cities along the west coast. (西海岸沿いにたくさんの都市がある)のように、たくさんのものがずらっと並んでいるイメージのときには、alongを使うことが可能になります。

 

30.   

解答:

A

和訳:

私たちはその山々の方向へと車で走り去った。

解説:

direction(方向)という名詞とセットとなる前置詞は何なのか?という問題です。これはたいへんよく出る重要問題でして、答えはinです。日本語では「方向に、方向へ」という言い方をしますので、前置詞はtoなんじゃないかな、と受験生が勘違いしてくれることを狙っています。

drive offという表現が出てきていますが、別に重要な表現ではありませんし軽く流してください。offが付いたことで、「離れて」いくニュアンスが加わっただけです。ちなみに、このoffは、副詞ですよ。動詞であるdriveを修飾しています。前置詞になることもありますけど、ここでは副詞です。もし前置詞だったなら、後ろに名詞が来ているはずですからね。

 

日本女子大

31.   

解答:

A

和訳:

私たちがその中華レストランに着くやいなや、雨が降り出した。

解説:

23番の問題で選択肢に登場していた「No sooner had 主語 過去分詞… than 文」というパターンがこの問題の解答になります。「(主語)が〜するやいなや、()だった」という意味ですよね。形が複雑なので覚えるのが面倒かもしれませんが、レベルとしてはごく標準的な表現です。

この問題を解く際は、文の後半部分にthanがあるので、「じゃあ比較級がどっかにあるべきじゃない?」と考えて、@やAの2つにしぼるようにするとよいでしょう。

@のmuch lessは、熟語としては、否定文で「much less 〜」という形で用いて、「まして〜はない」という意味になります。ちょっとわかりにくいでしょうが、例文を見ればすこしは分かりやすいかと思います。よくある例文は、He cannot read English, much less write it. (彼は英語を読めない。まして、書くことはできない。)という感じです。多くの人にとって、英語は読むことの方が、書くことよりは簡単です。なので、もし英語が読めないのであれば、書けるはずもない、という気持ちがこの文にはこもっています。

 

32.   

解答:

@

和訳:

もっと寝る時間がありさえすればなあ。

解説:

If only 文」という表現は、「文でさえあればなあ」という意味の願望を示す表現で、「文」の部分には仮定法を使います。この問題でも実際、could haveという仮定法が使われています。2つめの文I have to sit… の部分を見ると、現在形になってますよね。だから1つめの文は、現在の事実に反する仮定を表す「仮定法過去」が使われているのだろうな、と推測をしていくことはできるでしょう。

空欄の後ろには、I could have…というように、文が1つだけ来ていますよね。ANow that、BOn condition、CThe momentは、どれも、「Now that[On condition, The moment] 1, 2」というように、文を2つ書かないとピリオドが打てない形を取ります。その一方、「If only 文」というパターンでは、文をひとつ取るだけでピリオドを打って終わることができます。むしろIf onlyという熟語が例外的であるといえます。

たとえば「Now (that) 文1, 2 であれば、「いまや文1であるので、文2だ」という訳になります。「On condition (that) 1, 2」は、「文1という条件で、文2だ」という訳に、そして「The moment (that) 1, 2」は、「文1の瞬間、文2だ」という訳になります。

 

33.   

解答:

@

和訳:

もし私の休暇中に私に連絡を取りたいのなら、私が泊まる予定のホテルの電話番号をあなたに教えましょう。

解説:

get in touch with 人」は、「()と連絡を取る」という意味の熟語です。きわめて有名な熟語ですね。空欄の後ろにtouch withとあるので、その時点で受験生ならget in touch with keep in touch withの2つの熟語の可能性を考えられていると良いでしょう。「keep in touch with 人」の方は、「()と連絡を取り続ける」という意味の熟語です。

Ahold on は、「電話を切らずに待つ」という意味の自動詞的な熟語です。Bput on は、「put on (服や帽子など)」で、「(服や帽子など)を身につける」という意味の熟語です。Ctake inは、「take in 〜」で「〜を吸収する、取り込む」という意味の熟語です。3つとも、標準的であり覚える必要のある熟語です。

 

34.   

解答:

@

和訳:

そのバスの運転手が来なかったので、私たちはバスに乗るのに30分以上待たされた。

解説:

使役動詞makeが受身形になったときに、どのような形を取るのかちゃんと覚えているかを試す、基本的な問題です。使役動詞makeは、「make++動詞の原形」で、「()(動詞の原形)させる」というパターンがまず基本です。それが受身形になって、人が〜させられる、という意味にしたいときには、「人+be動詞+to+動詞の原形」というように、toがついた形を取ります。それを絶対に覚えておきましょう。

 

35.   

解答:

A

和訳:

ジャーナリストになりたいというメアリーの強い願いは、実現されそうだ。

解説:

be likely to 動詞の原形」は、「(動詞の原形)しそうである」という意味の決まったパターンです。空欄の後ろにto不定詞がありますから、それとうまくつながることができる選択肢を選ぼうと考える必要があります。

@anxiousに関しては、「be anxious to 動詞の原形」で、「(動詞の原形)することを切望する」というひとつの基礎的なパターンになりますが、それだと文の意味がよくわからないことになるので、選ぶのをやめましょう。

B・Cに関しては、「be near to 動詞の原形」、「be probable to 動詞の原形」

という表現はないので、選べません。

 

36.   

解答:

B

和訳:

メアリーがその部屋に入ったとき、彼女はクラスメート全員からあたたかい拍手を受けた。

解説:

enterは、「enter 〜」というように他動詞として使い、「〜に入る」という意味を持ちます。空欄のすぐ後ろが、the roomという名詞になっていますから、空欄には他動詞を入れないとまずいですよね。@appear(現れる)やAarrive(到着する)は自動詞ですから、その時点でもう入れるのは無理なわけです。Creturnは、自動詞なら「戻る」、他動詞なら「〜を戻す」という意味があります。いちおう他動詞にもなれるので、文法的にはこの問題の空欄に入れることもできますが、しかし意味がわからなくなってしまいます。「メアリーがその部屋を戻したとき・・・」という意味になってしまい、わけがわかりません。

 

37.   

解答:

B

和訳:

年齢を考慮すると、メアリーはたくましい女性だ。

解説:

Considering 〜」は、「〜を考慮すると」という意味の熟語です。consider 〜は、「〜を考慮する」という意味の他動詞でしたよね。これは基本です。それが、分詞構文の形で使われると、「〜を考慮すると」という意味で使われるのが基本パターンなんだよ、ということです。

いま「分詞構文の形で使われると」といいましたが、ほんとはこの熟語は、分詞構文の「例外」になってしまっているのです。分詞構文は原則として、文の主語と分詞の主語が一致しますよね。つまり、Being too tired, he went to bed. (疲れすぎていたので、彼はベッドに入った。)という文では、文の主語はもちろんheです。分詞の主語というのは、つまりbeing too tiredなのは誰なのか、ということなのですが、これもheですよね。このように、分詞構文ではふつう文の主語と分詞の主語が一致します。

しかし、このConsidering her age, she is a tough woman.(年齢を考慮すると、メアリーはたくましい女性だ。) という文では、文の主語はもちろんsheですけど、consideringという分詞の主語、つまりこの「考慮する」という動作をしている人はだれかと言われたら、誰でしょうね?それはおそらく、この発言をしている発言者、またはメアリーの周りにいる人一般、ではないでしょうか?

このように、Considering 〜というパターンでは、分詞構文のような形はしているのですけれども、文の主語と分詞の主語がずれてしまっています。まあちょっと豆知識だったかもしれませんが。

 

38.   

解答:

C

和訳:

そのひどい嵐のせいで、私たちは旅から戻ることができなかった。

解説:

prevent A from ~ing」は、「Aが〜するのをさまたげる」という意味の基本的なパターンですよね。たとえ他の3つの選択肢がよくわからなかったとしても、このpreventの基本的なパターンだけ知っていれば、この問題に正答することもできるでしょう。

この問題文の和訳の仕方ですが、ふつうに訳すと「そのひどい嵐は、私たちが旅から戻ることをさまたげた」というふうになりますが、それはあまりよい訳し方ではありません。「prevent A from ~ing」というパターンでは、

@forceは、「force A to 動詞の原形」というパターンを取ることで有名ですよね。「A(動詞の原形)させる」という、強制の意味を持ちます。Agive upは、「give up 名詞or動名詞」というパターンです。「(名詞or動名詞)をあきらめる」という意味の基礎的な熟語でした。Bobjectが、この4つの選択肢ではもっとも難しい気がしますが、それでも入試レベルではよく出てくる標準的な動詞です。「object to (名詞or動名詞)」というパターンを取り、「(名詞or動名詞)に反対する」という意味になります。objectとセットのtoは、to不定詞のtoではなくて、前置詞のtoです。なので、toの後ろには動詞の原形ではなくて、名詞や動名詞が来ますから、注意しましょうね。object totoは、「look forward to (名詞or動名詞)」=「(名詞or動名詞)を楽しみにする」という有名な熟語のtoと同じです。

 

39.   

解答:

C

和訳:

メアリーは私のクラスで3番目に背の高い生徒だ。

解説:

最上級にsecondとかthirdとかをつけて、「2番目・3番目にもっとも〜である」と言いたいときにはどうすればよいのか、についての問題です。

最上級では、原則としてtheをつける、というのはもちろん知っていますよね。そして、1番ではなく、2番目や3番目について言うときにも、やはりtheはつけるのが原則です。そして、secondthirdという単語を、最上級の形になっている単語(この問題ではtallestです)の前に置く、ということまでちゃんと覚えて入れば、この問題に正答することができますよ。

 

40.   

解答:

C

和訳:

その子どもは、橋を歩いてわたるとき、母親のスカートをつかんだ。

解説:

take hold of 〜で、「〜をつかむ」という意味です。動詞1語で言い換えるさいには、seizegraspを覚えておくとよいでしょう。このholdは、名詞ですよ。takeの目的語になっているんです。

Aletを入れるとlet hold ofとなりますが、そのような熟語はありません。それに似た形をしている熟語で、let go of (〜から手を離す)というのはありますけどね。let go of 〜も覚える必要のある熟語なので知らなかった場合は要チェックです。

@やBを入れると、まったくわけがわからない文になります。

 

 

Back to 英文法攻略トップページ

Back to 高校英文法のページ

 

inserted by FC2 system