高校英文法:使役動詞let とmake のちがい人や物に〜させる、という意味をもつ、 let, make, have, get の4つの動詞を、 文法的には「使役動詞」と呼んでいます。 高校受験で難しい学校を目指す人なら中3の 時点で学んでいるでしょうし(詳しくではないでしょうが)、 そうでないとしても、高校1年のときには学ぶことに なるのが通例の分野です。 さて、4つ似た意味の動詞が出てくるので、使い分けが 難しいと感じる方もいると思います。 ここではまず、let とmake のちがいについて書きます。 このちがいは比較的明瞭で、わかりやすいです。 let は、相手がしたいと思ったことをさせてあげるときに 使います。 たとえば、テレビゲームをしたい息子に、お母さんがやっていいよ、 と言ってやらせてあげる感じです。 英語でその文を表せば、たとえば以下のようになります。 His mother let him play video games. (彼のお母さんは、彼にテレビゲームをやらせてあげた) let は、過去形・過去分詞形もlet です。 上の例文中のlet は過去形のlet です。 (現在形だとしたら、主語のhis mother が3人称単数なので、 lets になっているはずです) make は、相手がやりたくないことを無理やりやらせるときに 使います。 たとえば、英語の勉強をしたくない息子に、お母さんが 「英語勉強しなさい!」としかって勉強させるような感じです。 英語にすれば、たとえば His mother made him study English. (彼のお母さんは、彼に英語を勉強させた) となります。 潮田耕一
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